厳しいご意見!

ママは仕事で遅くなるので、今日はパパのお迎えと聞いていたが、

5時になってもお迎えにこない。

心配になって、電話をかけたが、出ない!

これは、たぶん寝てしまってるのかもしれないと、

末っ子を保育園にお迎えに行って、お兄ちゃんと二人マンションに送って行った。

真ん中の子は学童に行ってたので、お迎えが来なくて泣いてるかも・・・と

みんなで心配していた車の中で、

お兄ちゃんのご意見

「ばあばっ!どうしてあんなパパを生んだのっ!」

 

キャーッ!厳しいご意見!

 

笑いたいのをこらえて、

「ほんとねえ。ごめんねえ。」

「だけどね、パパがいなかったら、3人とも生まれていないのよ。」

と言うと、

「ムムム・・・。」

 

マンションに着いて、ドアを開けると、

パパが罰の悪そうに、頭をかきながら笑っていた。

いやだ いやだ!

ご飯だから、おもちゃ片づけよう。・・・いやだっ!まだ遊ぶの!

ママとお風呂に入ろう。・・・・・・・・いやだっ!パパがいいっ!

ねんねの時間だよ。・・・・・・・・・・いやだっ!まだ寝ない!

何を言っても、いやだっ!いやだっ!

いやいや期のHくんとRちゃん。(2歳)

子育てが大変な時期ですね。

おしゃべりができるようになり、歌やダンスもすぐに覚えて

一番かわいい時期なのに、いやだ、いやだで、困ってしまいます。

 

いやだっ!僕はこれがしたいんだっ!

いやだっ!私は食べたくないの!

自分の意思をはっきり主張できるようになり、自分の思いを通そうと頑張ります。

大人の思い通りにならなくて、ストレスが溜まりますね。

HくんとRちゃんのママたちも、一日に何度も、ふーっとため息ついてます。

 

2歳から3歳にかけてこういう時期があります。

自我が育っている証拠です。

反抗期っていうのかな?

  おっ!反抗期がきたぞ!ちゃんと心が育っているんだね。

そんな風に思って、やり過ごしてくださいな。

いやだ、いやだの度に、感情的に怒っていては、こちらのメンタルが持ちません。

 

この時期の子には

おもちゃを片づけてお風呂に入ろう。  というよりは

お風呂に入って、水鉄砲して遊ぼうよ。 と、次の楽しみを言って、

誘ってあげたほうがうまくいきます。

もうねんねよ。  というよりは  お布団で絵本を読んであげるよ。など・・。

 

 

思い通りにならなくて、育児ノイローゼに陥りやすいこの時期を、

なんとか工夫して、乗り切ってくださいね。

いつまでも続くことはありませんからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かまえて!

6歳のIちゃん。

小さい頃は小食・偏食で、やせっぽちだったのに

この頃は何でもよく食べられるようになった。

小食・偏食について、ママはあまり深刻に考えず、

食べられるだけ食べればいいよって、おおらかに対応してあげてたのが

よかったのだと思います。

私なら、つい感情的になって、叱ってしまうところだったよ。

心配しながらも、じっとこらえてたママはえらかったね。

 

食欲もりもりで、ずんずんと大きくなったIちゃん。

保育園にお迎えに行くと、喜んで飛びついてきます。

20キロを超えたIちゃん。

受け止めるのに、ばあばは左足を一歩引いて、腰を少し落として

両手を広げてかまえます!

 

遠くから、私をめがけて走ってくるIちゃんは、とってもかわいい!

もうすぐ、1年生だね!

四文字熟語

小学校2年生のC君。

学校から帰ると、感心に即 宿題に取り掛かる。

ものすごいスピードでプリントやドリルをやっつける。

彼の目的は‟ゲーム”

‟30分だけよ”と約束してパソコンを開く。

普通はどちらかというと、物静かな子。

知らない人には、恥ずかしがって目も合わせない。

ところが、ゲームとなると人が変わる。

スーパーマリオのカーレースなど、しようものなら

キーボードを叩きながら、負けん気を発揮。

‟この野郎!抜きやがったな!”

‟くっそーっ!追い越してやるっ!”

・・と、勇ましいこと!

車の運転をすると性格が変わる人がいるという話を聞いたことがあるけど

彼もその種かなと考えながら、横で彼の暴言を楽しんでいると、突然!

こんなの、前代未聞じゃーっ!”と来た。

‟えーっ、そんな四文字熟語、もう習ったの?”

学校で習ったわけではなく、どうもテレビで聞いて覚えたらしい。

それにしても、意味がわかって使っているように、彼の口から出てきたので

びっくり。

迎えに来たママに話すと、おなか抱えて笑った。

 

次の日 彼は、調子よくゲームが進んで

恐れ入りますう!”と言い、またみんなを笑わせた。

 

 

 

順調です。

11月生まれの2歳と6歳の孫のお誕生会。

6人の孫とその親たち。総勢15名。

朝から大量に仕込んだごちそうをいっぱい食べて、

長男のアイデアで孫たちのお笑いパフォーマンスで盛り上がり、

いよいよお子様たちのお待ちかねプレゼント。

お誕生日の子には、それなりのものが用意されるけど、

お誕生日以外の子にも、気持ちばかりのものを用意しました。

欲しいものをもらった子は、最高の笑顔。

気持ちばかりのものをもらった子は、ちょっと羨ましい気持ちがお顔に現れます。

2年生のC君、自分の誕生日ではないことがわかっているけど、

ぐっとこらえているお顔。

あー、好きなもの買ってあげれば喜ぶのだろうけど、この心情もこの子には必要。

きゅっと結んだ口元に心の成長を感じました。

6歳の誕生日だったIちゃんは、お気に入りのキャラクターのものをもらって

大喜び。

そこへ2歳の誕生日のRちゃん、Iちゃんのプレゼントが気になって、横から手を

伸ばしてきます。

Rちゃんが泣いて欲しがるものだから、Iちゃんは"いいよ。”とおもちゃを貸して

あげます。小さな子への思いやりの心が育っています。

2歳半のH君、自分のおもちゃをRちゃんが触ろうものなら、“ギャーッ。”と

叫んではRちゃんのほっぺをつまんだり、押し倒したり・・。

この年頃は、自我が強く育つので、この状況は順調です。

意地悪をしているようで、H君のママはとても心配そうにしているけれど、

子ども同士のこういったかかわりの中でしか学べないことを、

今、学習しているんだから、落ち着いてよいことなのか、悪いことなのかを

教えてあげればいいのです。

4歳のA君は、自分の世界を守りながら遊びに没頭していました。

みんな、みんな、順調です。

パパ・ママも、こうして育ってきたのです。

にぎやかで、楽しくて、しあわせな一日でした。

 

 

 

成長

2年生のC君。

いつもの時間に帰ってきたが、“ただいまー”に元気がない。

“どうした?”と聞くと、“転んだ・・。”

見るとおでこに大きなたんこぶ!たんこぶの上には擦り傷があり血がにじんでいる。

びっくりして、まず消毒をしながら、

“どこで?” “一人で?” “どうして?”と矢継ぎ早に聞いた。

“えーっ、泣かなかったの?” 

ばあばが一人で大騒ぎするのに、C君は

“痛くないもん。”と落ち着いていた。

きっと、我慢してるんだ。

ちょっとのことで泣いていたC君が、こんな大きなたんこぶをこさえて

すごく痛かったに違いないのに、泣かずに一人でがんばって帰ってきた。

かわいそうなのと、そんなC君の心の成長に感激して、ばあばのほうが

うるうるしてしまった。

すごいね!C君。強くなったね!

なつやすみ

小学校が夏休みに入り、2年生のC君が毎朝うちに来る。

宿題とゲームを持って・・・。

午前中は勉強。ゲームは1時間と約束。

まじめに約束を守って、一生懸命に勉強した結果、宿題は7月中に完了。

あとはすることなくて、ゲームばかりしてる。

これじゃいけない!と、ばあばの出番。

ホームセンターで見つけた゛木切れ”を使って、何か作ろうと持ち掛けた。

スーパーマリオのカートがいい!・・とそこは男の子。

いろんな形を組み合わせて、構想をねる。

C君の設計通りに、木切れをカットするのはじいじ。

ボンドで張り付けると、ラッカーで色付け。

おじちゃんに教えてもらいながら、思った以上にかっこいいカートが完成!

 

カートが出来上がると、今度はなにしよう?

ま、夏と言えば蝉取りでしょ。

あたりでうるさく鳴いてるし。

排水溝の水切りネットと、クリーニングのハンガーと園芸用の支柱で作った

虫取り網と、パパが子供のころに使っていた虫かごをかついで

暑い野外にでかけた。

よそのお宅の木にとまって鳴いている蝉を、そーっと、そーっと捕まえる。

あぶら蝉1匹とバッタ2匹捕まえて、持ち帰って絵日記を描いた。

 

さて、また来週から、何して遊ぼうかな?

孫のお陰で、子供に帰って、暑い夏休みを過ごしています。